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DVD 大奥シリーズ

以前「大奥~第一章~」を見てから、見たいなぁと思っていた、「大奥」「大奥~華の乱」と続けて見ました。うん、面白かったです。

「大奥」ではなんといっても浅野ゆう子の瀧山につきるでしょう。安達祐実もよかった。お公家さんのお姫様がとてもハマっていたのももちろんですが、演技が上手い。ただ初っ端に将軍が亡くなってすぐに代替わり、とストーリーがぶつ切りの感がありました。

「華の乱」。これは谷原章介の将軍がなんといっても好演でした。あの好色そうな眼差しがなんとも。それから藤原紀香、美しいだけに形相が変わると実に恐ろしい。病床にある義母にあれほどの憎しみをぶつけるとは。そしてラスト近くのシーンでは将軍に顧みられなかった御台所の悲哀が切々と伝わってきました。あの笑い方といい、あの目つきといいこの役はまさにハマっていたのではないでしょうか。

残念なのは高岡早紀。もっと目の覚めるような出番が欲しかったですね。あの美味しい設定が活かしきれていなかったのが残念。登場人物が多すぎましたか。そして3作全てに出演の北村一輝。ああいう役を演じたら天下一品ですね。まあ小憎たらしいったら。それから小池栄子は顔はヘンでしたが好演でした。あんなに演技が上手な方だとは思いませんでした。

やっぱり日本のドラマは面白いな~。

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あ・・・暑い

もう言いたくはないんですが、去年よりも絶対に暑いと。だって立ってるだけで汗がだ~らだら、だ~らだら・・・これで痩せればいいんだけれど、なぜかこの国にいると痩せない。というか、どちらかというと太るのは何故?(涙)

まあこれは絶対に外食が多いせいだとは思うんです。一週間に3度も4度もランチに出ていればカロリーオーバーは間違いない。そしてこの国のランチには必ずデザートとコーヒーがつくっていうのも一因か。かろうじて運動しているからトントンなのでしょうが、ちょっとのんびりすると太ります。確実に。一昨年の健康診断から去年の体重もじわじわと上がってたし・・・。年のせいもあって代謝も悪いんだろうな~きっと。

そういや、先日今回帰越してから初めてランチでベトナミーズを食べに行きました。すごい量だったけど美味しくて食べ尽くしてしまった・・・。食い意地が張っているので出されたものは全部食べてしまうこの性格にも問題がありそうです。

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同級生 東野圭吾

今私の住むアパートメントではちょっとした東野ブームが沸き起こっていて、「予知夢」や「容疑者Xの献身」を持っていたら、「あ!これ貸して~!私のも貸してあげるから」と友人が貸してくれた本です。

お話自体は学園ミステリーなんでしょうか?主人公の子供を妊娠した同級生が事故死したことからドラマが始まります。主人公と周囲の生徒達が真相を追究してゆくうちに発生する事件。この本に登場する先生というのが絵に描いたような、高校生から見た「まさに先生」という感じでとてもリアリティがありました。

それにしても読後感がイマイチなんですよねこの著者の本は。正直なところ読了後あとがきを読んで、やっぱりこの人は違う(ナニが)、と思った私でした。まあまあ面白かったですけれど。★★

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ネバーランド 恩田陸

さわやか、というにはあまりにも重い部分がありました。
最初はまさに青春の日々という感じだったのに、徐々に明らかになる彼らが背負う秘密。読み進むうちに彼らの切なさが胸に迫ってきました。少年4人それぞれのキャラがしっかりと立っていたからこそでしょう。
ただ読後感としてはもうひとつ。あの人がただ死んでしまったのが心残り。★★★

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神の手 コーンウェル

ケイ・スカーペッタの検屍官シリーズです。

久々に読みました。あんまり久しぶりなので登場人物たちの相関図が思い出せず、あれ?となってしまうこともありましたがなんとか読了。

正直、犯人の正体は肩透かしでした。そして相変わらず人間関係がなにやら重っ苦しいですね。検屍にあまり重点が置かれていなかったのも残念。死んでしまった被害者の、声にならない声を掬い上げる検屍という仕事がこのシリーズの最大の魅力だったと思うのですが。また、木を感染させた理由などの微妙なニュアンスがわからなかったりしました。やはりあれは幼い頃のトラウマによるものなのでしょうか?★★

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百鬼夜行抄 ドラマCD

買っちゃった・・・。「凍える影が夢見るもの」は原作でもすごく印象的なお話だったので、あの漫画がドラマCDになったらどうなるのかと。

律は石田氏で青嵐が井上氏という、まあそれだけでもと思ったら、美咲役の雪乃さんと透役の藤原氏がうまかった。ただ赤間の声がちょっとイメージ違いでしたね。こうもうちょっと低音が響く感じの声だと嬉しかったな(でも誰がいいかは思いつかないの)。最新14巻がそろそろ発売。読みたいよ~シクシク。

そうそう彩雲国物語もアニメ化ですね。あの美形軍団がどうアニメになっているのでしょう。そしてキャスト。 静蘭が緑川光氏で、楸瑛が森川智之氏なんて! ああ見たい。十二国記の時のようにまたこちらでDVDが発売されるのを待つとしますか・・・・。

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帰越

帰ってまいりました。日本へ一時帰国する前よりも数段暑くなっているホーチミンへ。

なんだか今回はやけに里心がついてしまい、帰越日を延ばしたりしちゃったんですが、そのせいかどうか、今ここにいる状況がまるで夢の中みたいです。数週間前まではここで毎日生活していたのに、なんだかこの世界が非現実的な気がします。

やっぱり私の故郷は日本なんだな~、と妙に納得したりして

それにしても本当に暑いです。土曜日なんて40度ですよ、40度。帰越した翌々日から涼しいダラットへ旅行へ行き、ホーチミンへ戻ったら疲れがどっと出て、3日ほど寝込んでしまいました。まだ本調子ではありません。

ちなみにダラットは涼しくて実に快適でした。そして街はそこここにヨーロッパの香りがしてホーチミンとは全然違う趣でした。宿泊したソフィテルダラットもクラシカルでよかったです。詳しい旅行記は写真の整理などをしてからまた次回~。

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容疑者Xの献身 東野圭吾

あんな結末になるとは思いませんでした。ミステリーはかなりの数を読んでいますが、久しぶりに”してやられた!”と思った作品でした。

緻密な構成とトリックは素晴らしかったです。ただし、犯行の動機という点では少し弱かったかなぁ。いや確かにそういう人もいるかもしれませんが、私はそれほど説得されませんでした。

でもそういった点を差し引いても大変面白かったです。とくに天才物理学者と天才数学者の対決は読み応えがありました。かれらが同学の士であった所も物語に深みを添えています。
”彼”という人間をよく知っている湯川という人物でなければこの謎は解決しなかったでしょう。

それにしてもこの献身ぶり。白夜行の彼ほどではないにしてもふと亮司を思い出させるものがありました。★★★★

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「報復」「報復ふたたび」 ジリアン・ホフマン

書店で平積みになっているのを見て2冊とも購入。

う~ん。全く面白くなかった訳ではありませんが、私には納得行かない内容でした。「報復」では真犯人が始めのほうでわかってしまったし。”あの人”が実は真犯人だった、というのは余りにも定番でちょっとがっかり。そしてヒロインが行なってしまう「大きな正義のための小さな悪」がもう救いようがない。そしてこの本は一冊ごとに全然完結していないので消化不良。「ふたたび」の最後を読んで、ああやっぱりまだひっぱるのかと思ってしまいました。
多分続編は買いません。★★

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99%の誘拐 岡嶋二人

この著者の本は初めて手に取りました。吉川英治文学新人賞、この文庫がすごい!2005年版ミステリー&エンターテイメント部門1位作品。

大企業のトップの孫が誘拐。それは19年前の事件に端を発しているのか?冒頭はまず主人公の父親の手記から始まり、19年前の誘拐事件の詳細が語られます。そして数年後その事件の真相のキッカケとなる事故が起こり、始まる新しい事件。犯人は最初からわかっていますが、完璧にコンピューター制御されたこの犯罪を犯人がどうやり遂げるのか、読んでいて興味は尽きませんでした。ただ、物語としては大変面白かったけれど、人間好きな私としては登場人物たちの心情をもっと知りたかったかな。★★★

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マドンナ 奥田英朗

「イン・ザ・プール」を読んで他の著書も読みたくなって購入。40代の男性たちの心が覗ける5本の短編集。

「イン・ザ・プール」とは全く違うタイプの小説でしたが面白かったです。昔少しだけ会社勤めをしていた時のことを思い出して笑ってしまいました。それにしても男性陣だけではなく女性陣たちも実にリアリティ溢れていて、著者はなんと女性をよく見ているのだろうと感心しました。そしてあくまでも優しい。とくに「ボス」のラスト。これまでのことを省みたら、私だったらきっと黙っていられないだろうという場面で主人公の彼は見守るだけ。私のお気に入りの「総務は女房」でも、エリートコースを走るプライドの高い夫が最後は風呂掃除。全編通じて読後感のよい小説でした。★★★

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沈むさかな 武田ティエン

第1回『このミス』大賞優秀賞受賞作。この時の大賞が「四日間の奇跡」。

正直読んでいて疲れました。いつもは猛スピードで読んでしまう私ですが、この本は読み終わるまでにずいぶん日にちがかかってしまいました。

まず「きみ」という二人称が慣れなかった。最初は主人公が「きみ」という名前かと思いました(汗)。読んでいるうちに「まあこれはこれで面白いかも」とは思ったものの、途中でやっぱりグッタリ。話にスピード感がないのと、謎のワクワク感がないのが私には今イチだったのかも。そして主人公の抱える秘密も痛かった。★★

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美容院へ

寒い!なんて寒いんでしょうか。でも桜は満開。綺麗です。

さて、ずっと行きたかった美容院へ土曜日にやっと行ってきました。カットしてカラーして何年かぶりにパーマもかけました。ああすっきり。そして夜には15年来の友達と銀座でお食事。日本ってなんて食べ物が美味しいんでしょうか。途中で別の友達も呼び出して、気づいたら夜11時半。「ハッ、いけない!実家は遠いんだよ、電車がなくなる!」とあわてて帰りました。

でも、本当にお酒が弱くなりました。帰りは乗り過ごすし、翌日は一日使いものになりませんでした。そろそろセーブしながら飲まなくちゃダメなのね~(ガックリ)

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盤上の敵 北村薫

これまで私が読んだ北村作品とは一線を画す本でした。

プロットとトリックは素晴らしく、筆運びはまさに北村作品なのに、裏に潜む悪意と凄まじい背景は恐ろしい。常々私も目に見えないものよりも人間の悪意、それもいわれのない悪意がこの世で一番怖いと思っていましたが、それを端的に表わしてくれた言葉を本書で見つけました。「そうそうそれなの」と心で相槌を打ちながらも、読み進めるうちに徐々に分かってくる暗い暗い物語は正直読んでいてちょっとつらかったかも。

ただし、悪の象徴のような二人の存在のインパクトがもう一息か、と思う部分もありました。でも彼らの内面をもっと抉られたらそれこそ暗澹たる気持ちになってしまったかもしれません。★★★★

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彩雲国物語 藍より出でて青 雪乃紗衣

やっぱり外伝は面白かったです。ただ本編を読んでいないと面白さが半減してしまうので、本編を読んでいない人にはオススメしづらいですが。

今回の外伝では藍龍蓮が大活躍。私の好きな氷の長官ももちろん出てきます。ますます変な人になっていましたが。そうか彼も真性の天才だったのか。そしていろいろなところに今後の伏線が張られています。うーん、やっぱりちょっと気になるかな今後の展開も。

それにしてもこうなんというか筆が勝手に滑っちゃった、みたいなこういう暴走気味な文章を書かせると雪野氏は上手いと思いました。そこがあざとい、と言われるかどうかはギリギリかとは思いますが私は楽しく読めました。★★★★

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イン・ザ・プール 奥田 英朗

表紙の色に惹かれ、裏表紙をちらと読んで興味を惹かれ買ってみました。「空中ブランコ」で131回直木賞を受賞した奥田氏の最新文庫です。と言ってもこの作家の本は初めてなんですが。

最初の短編を読み始めたときはその滅茶苦茶ぶりに「筒井康隆氏」を思い出させましたが、あそこまで突き抜けてはいなかった。そして医者としてというよりもまず人としてどうよ、というこの精神科の医者がなにより変で、いったい次は何をやらかしてくれるのかと期待しながら一気に読んでしまいました。久しぶりのヒットでした。★★★★

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